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敵対的TOBに「異変」あり? 13年ぶりの高水準

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京阪神ビルディングが展開する都内のオフィスビル(東京・虎ノ門)

敵対的TOB(株式公開買い付け)が今年、13年ぶりの高水準で推移中だ。1月からの累計は5件となり「ブルドックソース事件」が起きた2007年と並ぶ。「新型コロナ」下、TOB戦線に異変が起きているのか。

2020年は全TOBの1割「敵対的」

京阪神ビルディングは11月19日、投資ファンドのストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)が同社に対して実施中のTOBに反対意見を表明した。「短期的な利益のみを追求し、中長期的な企業価値向上に資するかどうかは疑問だ」として、株主にTOBに応じないよう要請した...

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