TOB「不成立」の連鎖? 出光興産の東亜石油案件も不調に終わる
出光興産は16日、上場子会社の東亜石油の完全子会社を目指して実施したTOB(株式公開買い付け)が不成立に終わったと発表した。こうしたTOBの不成立はこの1カ月間で3件目というハイペースだ。
M&A Online
| 2021/2/17
2021.02.17
東芝だけではない。海外投資家は、日本の不動産も狙っている。
4月2日、米投資ファンドのスターウッド・キャピタル・グループが、日本の上場不動産投資信託(REIT)のインベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人<3298>へTOB(株式公開買い付け)を始めると発表した。
1口当たりの買付価格は2万円で、買付代金は最大で約1,670億円。TOBはすべての投資口を対象に、4月7日から5月24日まで実施する。発行済み投資口の3分の2以上の応募があれば、応募分をすべて買い付ける...
出光興産は16日、上場子会社の東亜石油の完全子会社を目指して実施したTOB(株式公開買い付け)が不成立に終わったと発表した。こうしたTOBの不成立はこの1カ月間で3件目というハイペースだ。
事業会社による積極的な事業拡張を目的としたTOBは低調となる可能性が高く、株価が6か月以上低迷しているような企業のMBO・バイアウトなどは活性化する可能性があると思われます