2018年は電機、機械業界でもM&Aは引き続き活発な動きを示しそうだ。この業界には名だたる大企業が多く、いずれもグローバル企業を目指し、企業や事業の買収に意欲的だからだ。モーターメーカーの日本電産<6594>は株式の時価総額の5%をM&A 資金として確保し、毎年のように企業買収を行ってきた。今後もこのスタンスに変化がないもようで、2018年も数件のM&Aが見込める。ロボットメーカーの安川電機<6506>も経営計画達成のためM&A を活用する意向を示しており、2018年にM&Aが成立する可能性は高そう...
大手ゼネコンの業績が軒並み好調のなか、人材不足が問題となっており、労務費単価も上昇傾向が続いている。こうした人材不足の解消および人材確保を目的としたM&Aは引き続き増えていくと思われる。