[タクシー業界のM&A]不透明な先行きと競争激化を背景に統合・提携へ
規制に揺れるタクシー業界。不透明な先行きと競争激化を背景に、中小規模のタクシー会社の統合・提携が増えているようだ。
M&A Online
| 2017/5/9
2017.05.09
こんにちは、マーケットアナリストの巽 震二(たつみ しんじ)です。今回は、ソレキア<9867>に注目です。
報道の通り、著名な企業家・投資家の佐々木ベジ氏が2017年2月3日にサプライズでソレキアに対するTOBを公表し、これに反対するソレキア現経営陣がホワイトナイトとして緊密取引先の富士通<6702>を擁立し、価格競争が発生しました。本記事を執筆している2017年5月1日時点では両者の提示条件および提示価格の推移は以下の通りです...
規制に揺れるタクシー業界。不透明な先行きと競争激化を背景に、中小規模のタクシー会社の統合・提携が増えているようだ。
大手ゼネコンの業績が軒並み好調のなか、人材不足が問題となっており、労務費単価も上昇傾向が続いている。こうした人材不足の解消および人材確保を目的としたM&Aは引き続き増えていくと思われる。