業界別 M&A動向レポート[スーパーマーケット業界]

国内市場は縮小する中、規模の拡大が進行。他業種との競合関係も激化

スーパーマーケットの業界団体である日本チェーンストア協会の販売統計によると、加盟会員企業の 2016年の総販売額は、うるう年で営業日数が1日多かったにもかかわらず、前年比マイナス 0.4%の微減となった。

店舗数(事業所数)及び売場面積を見ると、事業所数は2000年代半ば以降、減少傾向となっている一方で、1店舗当たりの売場面積は拡大傾向を続けている。郊外型で集客力のある大型スーパーの躍進により、中小規模店の淘汰が進行していることが主な要因であるが、食品を取り扱うコンビニエンスストア、ドラッグストアの出店数が増加の一途をたどっていることも影響している(下図グラフ参照)。

2015年1月と比べた業態別店舗数の変化

経営者のためのM&A情報誌SMART No23より

このような背景の下、全国各地で業界再編の機運が高まっている。