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電器業界のM&A・次の主戦場はカーエレ、激化する自動運転技術の主導権争い

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モービルアイウェブサイトより

電器・電子機器やそれらを動かすソフトウェアといったカーエレクトロニクス(カーエレ)分野でも主導権を争うM&Aが活発化しており、目を離せそうにない。

電器業界のM&A 次の主戦場はカーエレ、激化する自動運転技術の主導権争い

「デジタル化」が進むのは何も、インターネットを主流にしつつある通信や、パソコンで劇的に効率化した事務だけではない。今や、われわれの「足」でもある自動車・クルマでさえ、「走るコンピュータ」と呼ばれるほど、IT・デジタル化が進展した製品の一つになっているのだ。

■イスラエルの安全運転のキーテクノロジ企業・モービルアイをインテルが買収

クルマのIT・デジタル化において、特に注目を集めているのが、運転支援技術やその延長線上にある自動運転技術に関連する電器・電子機器で、さまざまなコンポーネントから構成されている。

具体的には、車載カメラ、ミリ波レーダー、レーザーレーダー、超音波センサー、操舵角センサー、IVI(In-Veicle Infortainment)、HUD(ヘッドアップディスプレイ)、車両間・路車間通信といった部品で、大きな成長が見込まれている。

下のグラフが特に自動運転に関連するコンポーネントの市場動向を富士経済が2014年時点で予測したもので、2013年までは実績。2014年以降は見込みと、予測だ。いずれのコンポーネントでも2020年に向けて順調に成長していくとみられており、2014年には約8880億円の市場規模だったものが、2020年には約2兆2026億円まで成長するとみられている。

自動運転関連コンポーネントの市場動向(予測)
富士経済調べ M&A Online編集部作成

その中でも注目なのは、コンピュータ部品、特に半導体分野での動きだ。自動運転の実現に大きく貢献するとみられる機械学習やディープラーニングといった人工知能(AI)を駆動させるのにも必須だが、そこで大きな動きを見せたのが、パソコン向けCPUでも一時代を築いたアメリカの半導体の大手であるインテルだ。

インテルはパソコンなどとは反対に、GPUを自動車向けコンピュータに応用している米・Nvidiaなどに遅れをとっていたところ、一気に挽回するため、イスラエルのモービルアイを2017年3月に買収。約150億ドル(約1兆7000億円)にも上る大型の買収で、自動運転技術向けの画像処理アルゴリズムを手中に収めて、シェア拡大を狙う構えだ。

業界動向

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