1. 総評

◆TOB件数は公表ベースで11件と前年同期(10件)比で増加した(表1)。

◆当四半期では主に富士通<6702>がニフティを公開買付し、10,267百万円を投じた結果、所有割合が66.59%から96.74%となった。また、ハウス食品グループ<2810>がギャバンを公開買付し、6,252百万円を投じた結果、所有割合が15.9%から98.61%となった。大崎電気工業が連結子会社である大崎エンジニアリングを業績回復を目的に公開買付したが、大崎エンジニアリングの株価が低迷していたこともあり、116.8%という高いプレミアムの取引となっている(表2)。

◆当四半期の総プレミアムの平均値は34.68%となっている。ディスカウントTOBは行われなかった。なお、株価が上昇した水準を保っていることから、50%を超えるプレミアムのTOBの割合は引き続き低い割合となっている。(表3) (表4)。

(注)プレミアム算定に採用している株価は特に断りがない限り、公表日前3ヶ月平均株価としている。

2. TOB件数の推移

◆表1

※TOB件数は公表ベースで11件と前年同期(10件)比で増加