教育機関に深刻な打撃を与えそうなのが「2018年問題」だ。これまでも少子化による進学人口の減少は懸念されてきた。日本の18歳人口は1971年から1974年までに生まれた団塊ジュニア世代が18歳を迎えた1992年には205万人だったが、2009年に120万人まで減少。その後は横ばい状態が続いているが、2018年からは再度減少に転じる。2024年に110万人、2031年には99万人と100万人を割り込む。
これまでは進学率の上昇が18歳人口の減少をカバーしてなんとか持ちこたえてきた...
警備業界はM&Aが活発な業界のひとつである。とりわけ、インフラ整備など大がかりな設備投資が求められ、スケールメリットを享受しやすい機械警備が主流になるにつれ、M&Aに乗り出す企業が続出している。
2016年第4四半期のTOB件数は、公表ベースで48件と前年と同じ47件であった。MBOは4件と全体の8.3%。アデランスのMBOや三菱商事によるローソンの子会社化が注目案件となった。