つまり東芝の思惑とは関係なく、ファンド同士の「内輪もめ」で再建方針が定まらないという「カオス」状態に陥っているのだ。そこでファンドを「黙らせる」ためにTOBで非公開化して、「ご退場願う」というスキームに落ち着いた経緯がある。
だが、TOBが成立するかどうかも確実ではない。東芝の株価が下落し、TOB価格が目減りすればファンドは黙っていない。とはいえ株価が下がっているのに多額のプレミアムを上乗せしてTOB価格が高くなれば、その資金を融資する銀行団が難色を示すだろう...
2022年3月に、東京地方裁判所から会社更生手続きの開始決定を受けたイセ食品のスポンサーが決定しました。三井住友銀行の投資会社SMBCキャピタル・パートナーズと事業再生に定評のあるコンサルティング会社経営共創基盤です。
スポーツクラブ大手の2022年4~9月期(中間)決算はコロナ禍による行動制限の緩和などを背景に2ケタの増収を確保したものの、エネルギー価格の高騰が採算改善に立ちはだかった。水道光熱費の上昇が想定以上の水準で推移したことで、本業のもうけを示す営業利益はさえず、業界トップのコナミスポーツは60%を超える減益となった。
製粉大手の日清製粉が2023年3月期の業績予想の下方修正を発表。185億円としていた純利益を一転、185億円の純損失へと修正しました。2019年2月にPEファンドから買収した豪州の製粉会社Allied Pinnacle社の減損損失558億円を計上したためです。
三井住友フィナンシャルグループとカルチュア・コンビニエンス・クラブは3日、グループ間の資本・業務提携で基本合意したと発表した。三井住友カードなどの「Vポイント」とCCCの「Tポイント」を統合した新たなポイントサービスを作るべく協議を行う。