100円を維持した「はま寿司」「かっぱ寿司」安さを武器に「値上組」に攻勢
スシローとくら寿司の大手2社が値上げに踏み切る中、100円ずしを維持した、はま寿司とかっぱ寿司が安さを強調したキャンペーンで攻勢をかけている。大手4社の対決に、消費者はどのような判断を下すだろうか。
M&A Online
| 2022/10/19
2022.10.19
値上げの外食企業数が今春の4倍に。平均の値上げ額は50円-。帝国データバンク(東京都港区)が、上場外食主要100社を対象に2022年の価格改定計画(値上げ、実施済み含む)を調べたところ、こんな結果がでた。
同調査では、2022年1月1日から10月18日までの間に、値上げした(計画を含む)企業が全体の半数を超える56社に達した。2022年1~4月までの値上げ企業は15社にとどまっていたため、半年間で約4倍に急増した計算になる。値上げ額は「30円以下」が最も多く、次いで「100円以下」、「50円以下」と続き、平均の値上げ額は50円だった...
スシローとくら寿司の大手2社が値上げに踏み切る中、100円ずしを維持した、はま寿司とかっぱ寿司が安さを強調したキャンペーンで攻勢をかけている。大手4社の対決に、消費者はどのような判断を下すだろうか。