M&A件数は微減も、取引総額は大幅減 2022年の製造業界

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製造業のM&Aは振るわず(写真はイメージ)

円安による「製造業の国内回帰」でM&Aが活発になるか?

急激な円安で製造業の経営環境は激変している。2022年は関西ペイントがアフリカの塗料子会社2社をオランダ化学大手アクゾノーベルに譲渡、三井化学がフェノール事業のシンガポール子会社を英INEOSに譲渡するなど海外生産子会社の整理が本格化した。

2023年も同様の動きが加速する一方、国内企業の買収で製造業の国内回帰が進む可能性もある。ただ、2022年末には急激な円安は沈静化しており、再び円高に振れることがあれば製造業の国内回帰の流れは止まる...

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日本企業の海外M&Aニーズ強し、円安でも再加速へ

ロイター・ニュース・アンド・メディア・ジャパン
| 2022/7/9
2022.07.09

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