[東京 8日 ロイター] - リフィニティブが集計した2022年7月のM&A(企業の買収・合併)実行額は、世界で前年比60.2%減の2118億6150万ドルとなった。セクターでは、エネルギー電力やヘルスケア、ハイテクが多かった。
地域別では、米国が前年比84.6%減の414億6160万ドル、欧州が同10.0%減の949億2870万ドル、アジア太平洋地域(日本除く)は同63.5%減の463万2750万ドル、日本は同30.7%減の16億9230万ドルとなった。
特別買収目的会社(SPAC)を通じたM&Aは、前年比94.0%減の59億6180万ドルとなった。
2022年の累計では、世界は前年比27.6%減の2兆3522億8150万ドルとなっている。米国は39.8%減の9621億2070万ドル、欧州が同4.5%減の6279億9640万ドル、アジア太平洋地域(日本除く)は同16.4%減の5345億0090万ドル、日本は同12.0%減の457億0630万ドル、SPACは同83.7%減の712億0470万ドル。
<7月のM&A>
実行額 件数
世界 211861.5(-60.2%) 2916(-49.5%)
米国 41461.6(-84.6%) 539(-59.6%)
欧州 94928.7(-10.0%) 1072(-45.1%)
アジア 46327.5(-63.5%) 753(-53.3%)
日本 1692.3(-30.7%) 244(-18.4%)
SPAC 5961.8(-94.0%) 10(-65.5%)
(実行額の単位は百万ドル)
*カッコ内は前年同月比の増減率、減少は─で表示。
*SPACはSPACを通じたM&A
*出所:リフィニティブ、LSEGビジネス