2022年上期(1~6月)の小売業界を対象としたM&A件数(適時開示ベース)は34件と前年同期を9件上回った。アパレル関連が7件と最も多く、調剤薬局・ドラッグストア、リユース(中古)品の各3件が続いた。取引金額は1554億円。トヨタ自動車系有力ディーラーのATグループがMBO(経営陣による買収)で株式を非公開化した800億円規模の大型案件が金額を押し上げた。
上場企業の適時開示情報をもとに経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)について、M&A Online編集部が集計した...
2021年(2021年1月1日~12月27日)に上場企業が子会社や事業を売却した案件が過去10年で最多となった。コロナ禍よる景気低迷が要因の一つで、過去最多を更新するのは2年連続。