上場企業の間に早期(希望)退職者を募集する動きがじわりと広がっている。大型連休が明けて、オンラインゲーム開発のAimingが40人程度、東芝は半導体関連の子会社で約350人の早期退職者募集を発表した。2019年に入って募集を発表した企業数はすでに10社を超えており、5カ月足らずで昨年の12社(東京商工リサーチ調べ、ただし、募集済みのもの)に並んだ。
また、早期退職制度の内容などは未定だが、日産自動車は業績低迷を受けて、4800人規模の人員削減を打ち出した。15日には、ジャパンディスプレイが全従業員の2割に相当する1000人規模で早期退職者を募集する計画を発表した...
投資や金融ソフトウェア対応サービスを提供する米国のSS&Cテクノロジーズによると、2019年上半期(2019年1月-6月)の全世界のM&A件数は前年同期比2%増加する見込み。