投資や金融ソフトウェア対応サービスを提供する米国のSS&Cテクノロジーズによると、2019年上半期(2019年1月-6月)の全世界のM&A件数は前年同期比2%増加する見込み。
地域別にみると「北米地域」が同5%増と高い伸びを示し全体を引き上げる。前回調査の第1四半期(2019年1月-3月)予想で、同14%増という急拡大が見込まれていた「アジア太平洋地域」は上半期では同4%増と減速、2位にとどまる。第一四半期予想でプラスだった「欧州、中東、アフリカ地域」と「中南米地域」は上半期ではマイナスに転じており、M&Aに鈍化傾向がみられる...