上場企業の間で希望退職者を募集する動きが広がりつつある。カスタムLSI製品を主力とするメガチップスは先に(18日)、5月末までに全社員の約5%にあたる40人の希望退職者を募集すると発表した。昨年は年間を通じて12社(東京商工リサーチ調べ)だったが、今年は3カ月足らずですでに7社に上る。このままのペースが続けば、前年件数を上回るのは時間の問題といえる。
米中貿易摩擦による中国経済の減速などを背景に、2019年3月期の上場企業の最終利益は3年ぶりに減少に転じる見通しで、固定費削減など経営効率化に向けた人員リストラが勢いを増す可能性もある...
東京商工リサーチが2016年以降の大型倒産(原則負債総額30億円以上)と注目企業の倒産状況をまとめた「TSR速報」によると、2018年にゴルフ場の倒産が多発したことが分かった。
2018年も日本企業による大型M&Aは活発に推移した。金額の大きさだけでなく、何かと注目を集めた案件をピックアップする。