創業以来12期連続増収増益であり、今後ますます需要が高まると考えられるヘルスケア関連の人材紹介、情報サイト等運営企業であるエス・エム・エス<2175>。2015年にはアジア・オセアニア地域で170万人の医療従事者の会員を持つ医薬情報会社を三井物産<8031>と共同買収した。世界の高齢者人口の増加を追い風にM&Aも巧みに活用して海外事業を拡大する当社の戦略を紐解きたい...
日清食品ホールディングスが成長加速へM&Aを積極化しています。国内では2006年の明星食品の買収に続いて2012年にスナック菓子の「湖池屋」(フレンテ)に出資。海外では中国やロシア、英国などでM&Aを仕掛け事業を拡大しています。
総合メディカルはコンサルティングを中心に医療機関の経営を総合的にサポートしているほか、全国に670店舗以上の調剤薬局を展開している。M&Aによって調剤薬局の店舗数を急激に成長させており、業界大手のなかでも高い成長率を誇る。
アステラス製薬がM&Aを通じて、がんや移植など成長領域の医薬品開発を加速しています。米バイオベンチャーなどを買収し海外収益を伸ばしつつ、相乗効果が見込めない事業は譲渡し資金効率を高めます。M&Aによる選択と集中の好事例と言えそうです。
ニプロは人工透析関連を主力とする医療機器メーカーですが、かつてはスーパーマーケットなどの小売事業も営んでいました。2006年に当時の売り上げの約半分を占めていた小売事業を譲渡し、医療分野に経営資源を集中。海外での積極的なM&Aに打って出ます。