三井物産は、両社の持株会社であるメキシコのMT Falcon Holdings Company S.A.P.I. de C.V.(メキシコシティ)を通じて、同国にある火力発電事業会社5社とパイプライン会社、従業員派遣会社を買収すると発表した。スペインでガス・電力上流開発や輸送を手掛けるGas Natural SDG, S.A. (バルセロナ)から取得する。

対象会社5社はいずれもメキシコ北東部に天然ガス焚きコンバインドサイクル(複合火力)発電所(総発電容量2233MW)を保有し、メキシコ電力庁と操業開始から25年間の電力売買契約を締結しており、長期にわたる安定的収益が期待される。

三井物産は、今回の買収により、現在開発中の電力資産を含め世界全体で5558MWの持分発電容量を保有し、メキシコでは独立系発電業者最大手の一角を担うこととなる。事業を一元管理する完全子会社を新たに設立し、同管理会社を今後の米州地域における電力事業の拡大にも活用する。

取得価額は全社合わせて約1100億円。取得予定日は2010年前半。