2013年3月22日、茨城を中心に栃木、群馬の3県に23店舗を展開している地場大手チェーン調剤薬局が子会社化された。売上高48億、営業利益1.5億、純資産4.9億円という対象会社に対し、全株式で40億円という大きなプレミアムを付けた価額での取引が行われた。
調剤薬局業界は、一般的に業界再編・集約化が行われやすいといわれる小売業の中でも今まさに業界再編の最中、という業界である。そのため、他業種よりプレミアムは付きやすい傾向にあるのは事実である。とはいえ、これほど大きなプレミアムを付けた取り引きは過去になく、業界内でも大きな話題となった...