伊藤園はお茶だけでない コーヒー・乳製品にも進出 M&A駆使し総合飲料メーカーへ

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お茶を飲む女性(イメージ画像)

 お茶製品、野菜飲料、コーヒー飲料を扱う飲料メーカーの伊藤園<2593>。1980年、世界初の「缶入りウーロン茶」を開発。1985年に販売開始した「缶入り煎茶」を1989年に「お~いお茶」に名称変更したことで販売数が増加し、2003年に全ての茶系飲料の中で販売量No.1ブランドとなった。茶系飲料のイメージが強い伊藤園について主にM&Aの観点から分析する。

【企業概要】 茶系飲料への依存度高く

 代表取締役会長である本庄八郎氏が、兄である正則氏と共に設立したフロンティア製茶が1969年に商号変更により伊藤園となった...

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