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【みずほフィナンシャルグループ】メガバンクが描くマイナス金利時代の経営戦略

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 バブル崩壊以降、相次ぐ金融機関の破綻、合併によりメガバンクは最終4グループに集約された(みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングス)。りそな銀行においては国有化となったが公的資金約2兆円を2015年6月に完済した。現在みずほフィナンシャルグループを含めた3強+1という構図である。

 昨今の金融機関を取り巻く環境は厳しい。マイナス金利の導入による収益環境の悪化、フィンテックの台頭、地域金融機関の再編など課題は山積みである。メガバンクにおいても今後の経営を楽観視できない状況である。みずほフィナンシャルグループの今後取るべき経営戦略について検証したい。

メガバンクの歴史

 みずほフィナンシャルグループ<8411>は00年に富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行の統合により組織された、みずほ銀行、みずほ信託銀行(旧安田信託銀行)およびみずほ証券の持ち株会社である。発足当時は総資産140兆円の世界最大の金融グループの誕生と話題になるも、実際は多額の不良債権や問題点を内包した中で「規模の利益」「経費削減による収益性強化」を目指した統合であった。ちなみに三菱東京銀行は1996年、UFJ銀行は01年、さらにその2行が05年に統合され(吸収合併)三菱東京UFJ銀行になる。さくら銀行と住友銀行の合併による三井住友銀行は01年、大和銀行とあさひ銀行が統合されたりそな銀行は02年に発足した。

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