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【リンクアンドモチベーション】企業変革の請負人 M&Aで自社も変革

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 リンクアンドモチベーション<2170>がM&Aを通じて事業領域を急拡大している。人のやる気を高めるモチベーション技術を武器に企業変革支援やIRなどのビジネス事業を拡充。PCスクールや学習塾などのBtoC事業にも展開する。M&Aで自社の事業構造をダイナミックに変革する同社の企業戦略を分析する。

【企業概要】モチベーションのコンサル技術に強み

 リンクアンドモチベーション(以下LM)は2000年4月に、「モチベーション」にフォーカスした経営コンサルティングを行う会社として、リクルート出身の小笹芳央氏と坂下英樹氏によって設立された。LMは心理学・行動経済学・社会システム論などの学術的成果を取り入れて作り出した基幹技術「モチベーションエンジニアリング」によって、創業以来多くの企業変革をサポートしてきた。

 こうした、ITや戦略とは異なる「モチベーション」にスポットを当てたコンサルティングサービスによってLMは急激な成長を遂げてきた。設立からわずか7年で東京証券取引所市場第二部に上場。その1年後の2008年には第一部に指定変更。設立からわずか8年で第一部に上場している。

 また、そうした急速な成長の中で、LMは創業以来、事業領域を拡大しており現在ではその領域は大きく分けて以下の4つになる。

①育成・風土・制度支援を行う「モチベーションマネジメント事業」
②採用支援を行う「エントリーマネジメント事業」
③投資・組織人事支援を行う「インキュベーション事業」
④基礎研究・商品開発を行う「モチベーションエンジニアリング研究所」

【経営陣】リクルート出身の小笹氏が創業

 代表取締役会長の小笹芳央氏、代表取締役社長の坂下英樹氏はともにリクルート出身。2000年にLMを立ち上げた。創業から小笹氏が社長を務めていたが、2011年に小笹氏は会長に就任し、坂下氏が社長に就いた。小笹氏は数多くのグループ会社の社長・会長も兼務する。小笹氏は55歳、坂下氏は49歳。

【株主構成】小笹氏、4割超を保有

リンクアンドモチベーションの上位株主

氏名又は名称 所有株式数(株) 持株比率(%)
株式会社フェニックス 45,200,000 39.98
リンクアンドモチベーション従業員持株会 7,860,700 6.95
勝呂 彰 7,024,600 6.21
坂下 英樹 3,680,000 3.25
榊原 清孝 3,680,000 3.25
小笹 芳央 3,203,200 2.83
押見 史久 970,000 0.86
リンクアンドモチベーション役員持株会 938,300 0.83
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 869,000 0.77
本田 寛 800,000 0.71
74,225,800 65.65

2015年12月末時点。持株比率は自己株式(200株)を控除して計算。有価証券報告書に基づき作成

 筆頭株主は小笹会長が代表取締役を務める資産管理会社のフェニックス。小笹氏本人の持ち株(2.83%)と合わせて発行済株式の約43%を保有する。第二位はリンクアンドモチベーションの従業員持株会。勝呂彰氏はリンクアンドモチベーションの元役員。坂下社長と榊原清孝氏(連結子会社モチベーションアカデミア社長)が続く。事業会社やファンドは大株主に登場せず、小笹会長が強いオーナーシップを持って経営の舵取りができる株主構成と言える。

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