リンクアンドモチベーション<2170>がM&Aを通じて事業領域を急拡大している。人のやる気を高めるモチベーション技術を武器に企業変革支援やIRなどのビジネス事業を拡充。PCスクールや学習塾などのBtoC事業にも展開する。M&Aで自社の事業構造をダイナミックに変革する同社の企業戦略を分析する...
女性だけのフィットネスクラブ「カーブス」を運営するコシダカホールディングスはもともと中華料理店だった。1990年にカラオケ事業を開始、2008年にカーブス事業を買収し急成長した。その一方、ボーリング事業は早々に撤退するなどM&Aは迅速な経営判断が光る。
マイナス金利の導入による収益環境の悪化、フィンテックの台頭、地域金融機関の再編など課題は山積みの金融機関。それはメガバンクにおいても今後の経営を楽観視できない状況である。みずほフィナンシャルグループの今後取るべき経営戦略について検証する。
損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が株式移転により設立した、NKSJホールディングス(現:SOMPOホールディングス)。新興国でのリテール保険と並んで、先進国でのスペシャルティ(特殊保険)分野での収益確保を経営計画として掲げ、商圏を買うM&Aとノウハウを買うM&Aを積極的に行っている。近年、国内で投資を重ねている介護事業への動きも見てみる。
メディア・コングロマリットを目指すフジメディアホールディングス。グループ株式の追加取得、協業を見込んだ出資や第三者割当増資の引き受けなど、毎年数件のM&Aを実施しており、近年はメディア以外の事業領域への投資も進めている。セグメント別の利益などを分析してみる。