三井物産は連結子会社の三井情報に対し、完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。三井情報はTOBに賛同を表明している。

三井情報は2007年に三井物産の子会社の三井情報開発とネクストコムが合併して誕生した。ソフトウエアや情報通信システムの開発を手がけるが、価格競争の激化や事業環境の変化に伴う対応の遅れで業績が低迷していた。三井物産の現在の株式所有比率は58.37%。三井物産は三井情報をIT(情報技術)ソリューション領域の中核会社と位置付けており、経営を一体化することでグループとしてITサービスの強化を図る。

TOBの買付価格は1株当たり255円。公表前営業日の対象株式の終値185円に対して37.8%のプレミアムを加えた。買付予定数は4926万4200株で買付予定額は125億6200万円。公開買付期間は2014年8月21日から10月6日までを予定している。