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【ライク(旧ジェイコム】保育事業のM&Aに先見の明 幼児から高齢者まで必要な企業へ

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画像はイメージです

 ライク(旧社名ジェイコムホールディングス)<2462>は、もともと携帯電話業界向け人材サービスが主力だった。2005年の株式上場時にみずほ証券によるジェイコム株の誤発注事件が発生、一躍その名が全国に知られるようになった。2009年に保育園の運営企業を買収したことを転機に保育や介護事業にも進出。幼児から高齢者まで人生のどの段階においてもなくてはならない企業に事業ポートフォリオを進化させている。

【企業概要】人材サービス、携帯業界向けが8割

 ライクは1993年、大阪で設立された。当初はパッケージ旅行の企画事業を目的としており、社名も現在とは異なりパワーズインターナショナルと称していた。その後1996年に代理店として携帯電話の販売を開始、他社から代理店契約を譲受したりしながら成長し、1998年に現在の主業となる人材サービス事業を開始するのだが、この沿革から、今現在もライクの人材サービス売上高のうち8割をモバイル業界が占めている。

 2005年に東証マザーズに上場、2007年に東証一部へ市場変更。現在の持ち株会社体制になったのは2009年のことである。2016年5月期の連結売上高は318億4千万円。求職者、スタッフ、保育・介護施設の利用者、 株主様等全てのステークホルダーに愛される企業グループでありたいという気持ちを込めて、2016年12月に社名をライクに変更した。

【経営陣】創業者の岡本氏が社長

 創業者の岡本康彦氏(55)が社長を務める。岡本氏は広島銀行出身。文化倶楽部を経て1993年にパワーズインターナショナル(現ライク)を設立した。取締役8名のうち2名を女性が占める。同社は女性の従業員比率が高いことに加え、保育事業を営むサクセスホールディングスを子会社に持つため、女性の意見を経営に反映する意向があるとみられる。

【株主構成】岡本一族で48%を保有

ライクの主要株主
氏名又は名称 所有株式数(株) 持ち株比率(%)
岡本 泰彦 3,490,900 34.98
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 932,700 9.34
有限会社マナックス 840,000 8.42
ジェイコムホールディングス 637,065 6.38
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 303,900 3.04
岡本 久美子 280,000 2.81
テー・オー・ダブリュー 280,000 2.81
岡本 真奈 230,000 2.3
三品 芳機 155,000 1.55
BARCLAYS BANK PLC A/C CLIENT SEGREGATED A/C PB CAYMAN CLIENTS 127,900 1.28
7,277,465 72.91
2016年5月末時点、有価証券報告書に基づき作成

 筆頭株主は岡本康彦社長で保有割合は34.98%。岡本氏の親族及び親族所有の法人の保有割合も合わせると一族での保有割合は48.51%に上り、大きく差をあけて日本トラスティ・サービス信託銀行が9.34%と続く。

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