「タカラcanチューハイ」「松竹梅」などのアルコール飲料を手がける宝ホールディングス傘下で、バイオテクノロジー事業を展開するタカラバイオが、8年ぶりに企業買収に踏み切った。
ユカリアは2025年1月9日に、採用、配置、マネジメントに活用できる「適性検査」などを手がけるミツカリに、同年1月10日には排尿のタイミングを予測するシステムを手がけるDFreeに相次いで出資した。
オリシロジェノミクスは、立教大学初のバイオ医療ベンチャー。同大理学部生命理学科の末次正幸教授が開発した細胞を使わず長いDNAを効率的に合成する技術(セルフリー長鎖DNA合成技術)に関する研究成果を実用化するため、2018年12月に創業した。
Chordia Therapeuticsは、京都大学発のがん領域に特化した研究開発型バイオベンチャー。武田薬品工業が研究体制を再編するのに伴い、6人の元同社研究者によって2017年10月に設立。設立と同時に第三者割当て増資に成功している。
新型コロナウイルス感染者の重症化リスクの判定や、後遺症の見守りが行えるようになった。塩野義製薬や聖マリアンナ医科大学病院などの成果で、ワクチン普及後も重症化や後遺症などに対するニーズは少なくなさそうだ。
コスメディ製薬(京都市)は京都薬科大学発の医療・製薬ベンチャー。高分子研究のコンサルティングを手がけていたと神山文男社長と薬剤学博士の権英淑取締役が中心となって、同大学薬剤学教室の研究成果をベースとして2001年5月に創業した。
米国の製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソンが2021年5月24日に、1回の接種で済む新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請した。どのようなワクチンなのか。
大塚ホールディングスが海外企業のM&Aに力を入れている。2013年に買収した米国のバイオベンチャー・アステックス社を皮切りに2018年までに5件のM&Aを実現した。
新日本科学は1957年に創業した、わが国初となる医薬品開発の受託研究機関。動物実験による前臨床試験に強みを持ち、新薬開発のリーディングカンパニーの地位を固めた。そんな同社が今、8期連続の営業赤字というどん底にある。生き残りのカギはM&Aだ。
2017年のヘルスケア・医療分野での主なM&A は20に迫る件数となった。