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【新日鐵住金】買収防衛きっかけに統合 合理化で体質強化、攻めのM&Aへ

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新日鐵住金<5401>がM&Aによる規模拡大の機会をにらみながら、高付加価値の鋼材とコスト競争力に磨きをかけている。2012年10月の新日本製鉄・住友金属工業の統合後、合理化効果は年1,400億円を超える。海外勢が市況不況に苦戦する中、トヨタ自動車など優良な顧客を持ち、円安が中国製の安価な鋼材の国内流入に歯止めをかけていることも有利に働いている。2017年2月には日新製鋼の子会社化を目的にTOB株式公開買付け)も開始。競争力の強化とさらなる規模拡大を狙う...

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