しかし、そうだとしてもあまりにも不自然だ。第一に米国によるファーウェイ制裁は以前から知られていた事態であり、対中強硬姿勢で大統領選挙戦に臨んでいるトランプ大統領が11月の投票前に撤回する可能性はゼロに近い。株式市場にとっては「織り込み済み」の状況だ。
さらにメモリー需要の弱含みは、あくまで「国内証券会社の予想」である。業界団体の予想によると、確かに半導体市場の先行きは不透明ながらキオクシアの主力製品であるメモリー市場は順調に回復する見通しだ...
アイセック(新潟市)は新潟大学発のビッグデータ分析・活用ベンチャー。2020年7月10日に「新潟大学発ベンチャー」第1号に選ばれた。地域の健康医療ビッグデータを分析して、住民の健康寿命を伸ばしたり病気予防に役立てたりする事業を手がけている。
セツロテックは徳島大学発ベンチャーとして、同大学先端酵素学研究所教授の竹本龍也会長らが2017年に設立したバイオテクノロジー系の研究開発企業。投資家からの評価も高く、2020年4月以降だけで同社の累積調達額は5億2900万円に上っている。
ミルテルは遺伝子検査を手がける広島大学発の医療スタートアップ。2012年設立、創業者でもある田原栄俊同大学大学院医歯薬保健学研究科教授による細胞分子生物学の研究成果を活用した医療検査で注目される。がんなどの疾病リスクを把握する期待の技術だ。