アップルが2020年9月15日(米国時間)に新製品を発表した。本来なら新型のスマートフォン「iPhone12」シリーズが発表されるはずだった。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大で「iPhone12」の生産が遅れていることもあり、タブレット端末の「iPad」シリーズ2種とスマートウォッチの「Apple Watch」2種の発表にとどまった。

最もお買い得な無印「iPad」

この4モデルのうち、最も「お買い得」なモデルはどれか? メディアではミドルレンジ(中価格帯)の「iPad Air」(第4世代)と「Apple Watch」の最新機種「Series 6」、新たに設定した廉価版の「Series SE」が大きな話題になっている一方で、「Pro」や「Air」「mini」などを冠さない無印「iPad」(第8世代)は「凡庸なアップデート」とあまり注目されていない。

だが、今回発表された新製品で最も「お買い得」なのは、この無印「iPad」だ。スペックを比較すれば、記憶容量と前面カメラ以外は、ほぼ「iPad Air」の前モデルと変わらない。記憶容量については、さすがに32GBでは厳しいが、128GBあれば高画質の動画を大量に保存しない限り問題ないだろう。前面カメラは主にZoomなどのビデオミーティングで利用するものなので、120万画素あれば十分だ。

iPadスペック比較
モデル名新iPad(第8世代)旧iPad Air(第3世代)
記憶容量32/128GB64/256GB
CPUA12 BionicA12 Bionic
背面カメラ800万画素800万画素
前面カメラ120万画素MP700万画素
Apple Pen第1世代第1世代
価格(税別)3万4800円〜5万4800円~