ペッパーフードサービス 85億円でペッパーランチ事業の売却手続きが終了
公開日付:2020.08.31
「いきなり!ステーキ」などを展開する経営再建中の(株)ペッパーフードサービス(TSR企業コード: 292855524、墨田区、東証1部)は8月31日、連結子会社でペッパーランチ事業を手がける(株)JP(TSR企業コード: 134580630、墨田区)を投資ファンドに売却し、株式譲渡対価の85億円の支払いを受けたと発表した。
店舗閉鎖など経営立て直しを急いでおり、同日、プリペイド機能の「肉マネー」を2021年12月31日終了することも発表した。ペッパーフードサービスは、早目の利用を促している。
「肉マネー」の入金(チャージ機能)や肉マネーギフトカード販売は2020年11月30日で終了し、購入済みの肉マネーギフトカードは有効期限まで利用できる。
ペッパーフードサービスは、「肉マネー」の終了について、「2020年9月からQRコード決済を一部店舗を除いてスタートし、決済サービスが充実したため」と説明している。
居酒屋「はなの舞」などを展開するチムニーが、食事需要や家族利用に対応するため、焼肉店の「牛星」や、大衆食堂の「安べゑ」「出世街道」、海鮮料理の「はなの屋」などの新業態への転換を急いでいる。