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自社不動産売却ブームから透けて見える日本企業の「行動変容」

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迫る「地価下落」を前に、大企業による不動産の売却ラッシュか?

大企業の不動産売却が進んでいる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による業績不振によりやむなく手放すケースが目立つが、一方で業績とは関係なく不動産を売却する動きも出てきた。大企業の自社不動産に対する「行動変容」が起こりつつあるようだ。

業績が悪くなくても本社売却の動き

2021年1月、国内最大手の広告代理店である電通グループ<4324>が東京都港区東新橋の本社ビルを売却することが明らかになった...

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