電通＜4324＞、セプテーニ・ホールディングス＜4293＞の株式20.99％をTOBで取得

電通は、セプテーニ・ホールディングスの株式20.99％をTOB（公開買い付け）で取得し、持ち分法適用関連会社化すると発表した。

セプテーニ・ホールディングスは連結子会社35社、持ち分法適用関連会社11社からなる企業グループ。電通はデジタル広告分野での事業拡大を目的に、資本関係を築くことにした。セプテーニ・ホールディングスの上場は維持する。

公開買付後は電通の持つマスメディアとデジタルメディアを掛け合わせたプランニングノウハウなどと、セプテーニ・ホールディングスグループが持つスマートフォンやソーシャルメディア分野のノウハウなどを活用して、シナジー効果を発揮していく。

買付価格は1株260円。2018年10月29日の株価は134円で、94.03％のプレミアムとなる。買付予定数の上限は2689万5000株で、下限は設定していない。買付総額は最大69億9270万円。買付期間は2018年10月31日から12月11日まで。決済の開始日は12月18日。公開買付代理人は大和証券。