日産自動車<7201>が電気自動車(EV)用電池の「コストカット」に乗り出した。高騰しているレアメタル、コバルトの使用量を削減し、車載電池のコストを現在の1kwh当たり約150ドル(約1万6500円)から30年前後には3分の2の100ドル(約1万1000円)以下に引き下げる方針という。
コバルトは電池の正極材の一部として使われており、現行EVの「リーフ」では正極材の約2割を占めている。21年中に発売するSUV(スポーツ多目的車)タイプのEV「アリア」では、これを1割に半減...
「3年目の復縁」を果たしたトヨタ自動車と、いすゞ自動車。両社は2006年11月に資本提携したが、2018年8月に解消している。なぜここに来て一度は破綻した資本提携を再び結ぶのか?そこにはEVに押されるトヨタの燃料電池車(FCV)戦略がある。
「大阪ワクチン」は実現するのか?アンジェス<4563>の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン開発が大幅に遅れている。2021年中に実用化との期待もあったが、大規模な追加治験を求められたことから実用化が2022年以降にずれ込む見通しだ。
気温の上昇とともに冬の間に中断していたスポーツを再開する人たちが増える中、スポーツ用品メーカーによる機能性を高めた新型スポーツマスクの開発が相次いでいる。最新技術の“品評会”の様相を呈しており、どのメーカーの技術が支持を集めるのだろうか。
カラオケ店「カラオケまねきねこ」を全国展開しているコシダカホールディングスが、カラオケ事業で攻勢をかける。コロナ禍をビジネスチャンスと捉え積極策に打って出るもので、M&Aなどで居抜き(設備や備品などが付いたままの物件)出店やドミナント(特定地域への集中出店)戦略を推進する。