4月の新年度入りにとともに、社名変更する上場企業は15社を数える。その顔ぶれは例年になく“大物”ぞろい。ソニーは63年ぶりに、楽天は22年ぶりに社名を改める。回転寿司首位のスシローグローバルホールディングスは事業領域の広がりに伴い、「スシロー」を社名から外す。
社名変更は1年のうち年度初めの4月が最も多く、これに年明け1月、年後半入りの7月、年度下期入りの10月が続く。2019年4月の17社には及ばないものの、今年は1ケタ台にとどまった前年4月(6社)の2倍以上に増えた(一覧表)...
TOBが成立し4月に上場廃止を予定している東京ドーム<9681>の2021年1月期の連結純利益が、スポーツやイベントの中止・延期が相次いだ影響で159億6300万円の赤字に転落した。最終利益の赤字は、2011年以来の10期ぶり。
シャープが2021年3月15日に予定していた堺ディスプレイプロダクト(SDP)株の売却を中止した。非開示の譲受人からの申し入れによるもので、シャープはSDPの株式のうち23.44%を引き続き保有し、同社は持ち分法適用会社のまま残る。シャープへの影響は?
新型コロナウイルスの影響で苦戦を強いられている外食産業にあって、小僧寿しが復活の兆しを見せている。2020年12月期の営業損益が2015年12月期以来5年ぶりに黒字化したのに続き、2021年12月期も2期連続の黒字を確保できる見込みだ。
「ホリエモン」こと元ライブドア社長の堀江貴文氏のSNSメールマガジンが買収されることになった。買い手のINCLUSIVEは併せて3月3日に同社M&A資金の調達のため、堀江氏に対する1億9999万9800円の第三者割当増資を実施する。