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楽天が携帯電話に参入 M&Aや仮想通貨をも巻き込んだ大競争時代に

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楽天市場の携帯電話画面

先行3社が打ち出す作戦は

仮想通貨は法定通貨を用いた決済よりも手数料が安いため、ネット通販事業者にとってはメリットがある。ヤフーはオークションやショッピングなどを展開しており、決済を仮想通貨で行うことでコストダウンが実現すれば、例えばショッピングを利用した顧客に対し、これまで以上のポイントを還元するなどのサービス向上が可能になる。

同様の効果は楽天でも考えれるため、楽天による仮想通貨交換業への参入には現実味がある。新規参入を表明しているLINEは新たな仮想通貨の発行を計画しており、より強力な囲い込み戦略を描いている。ヤフーや楽天についても同様の選択肢はある。

楽天の携帯事業参入に関しては、基地局の耐震性や、無線技術者の数、次世代規格である「5G」への対応など、いくつかの問題が指摘されている。こうしたハードの面の競争では後発である楽天は劣勢であることは間違いない。

一方で先行する携帯電話会社3社は携帯電話と電子商取引を融合させたサービスの取り込みに前向きだが、この分野に関しては楽天の方が優位であるといえる。先行3社がどんな手を打ってくるのか。ハード、ソフト両面でし烈な競争になりそうだ。

文:M&A Online編集部

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