仮想通貨をめぐる動きが慌ただしくなってきた。仮想通貨交換業者であるコインチェックで約580億円分もの仮想通貨NEM(ネム)が不正流出した問題で、北朝鮮関与の疑惑が浮上してきたほか、金融庁が仮想通貨交換業者への立ち入り検査を実施するなど監督強化に乗り出してきた。
コインチェックではシステムの安全性が不十分だったことから他の業者でも安全性の確認が行われる見込みだ。
金融庁は2017年4月に登録制による交換業者の規制に踏み切った。コインチェックは登録制がスタートする前から交換業務を行っていたため、みなし事業者として営業を続けていた...