ソフトバンクは8日、日本最大のポータルサイト「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフー(東京都千代田区。売上高9547億円、営業利益1405億円)を子会社化すると発表した。ヤフーが実施する第三者割当増資を引き受け、現在12.08%の持ち株比率を44.64%に引き上げる。役員派遣などを通じて連結子会社(支配力基準)とする。

ヤフーの筆頭株主は36.08%を保有するソフトバンクグループジャパン(ソフトバンクグループの100%子会社)で、これに次ぐのがソフトバンク。フィンテックなど非通信分野での事業・サービスを加速するためには、協業関係を一層深化・拡大することが不可欠として、連結子会社化を視野に株式の追加取得を検討していた。

ソフトバンクはヤフーが行う15億1147万8050株の第三者割当増資を1株302円で引き受ける。払込期日は2019年6月27日。

ソフトバンクはヤフーとかねて緊密な関係にある。「Yahoo!BB」など通信関連事業で業務提携しているほか、Eコマース(電子商取引)を中心に協業を進めてきた。昨年6月にはスマートフォン決済サービスの新会社PayPay(ペイペイ)を共同出資で設立した。さらに同年8月、ヤフーに一部出資(12.08%)し、資本面でも関係を強化した。