全国に500店舗以上を展開するカー用品販売大手のオートバックスセブンは、2020年以降、エリア再編で3社を売却した一方、12件のM&Aを実施した。現在の主力事業はFC店に対するカー用品の卸売である。だが乗用車の保有台数が頭打ちとなっているうえ、タイヤ・カーナビなどのカー用品販売の売上高は芳しくない。新たな収益源として自動車販売事業も強化する計画を立てており、近年のM&Aは事業転換を見据えたものと見られる...
大和ハウス工業の子会社である大和ハウスウッドリフォームは2025年4月に、東急不動産ホールディングス傘下の東急Re・デザインから、リモデリング(新築住宅のリフォーム)事業を譲り受けるとともに、アフターサービス業務を受託する。
2022年8月に、スーパー「ロピア」を展開する当時のロピア・ホールディングス(現OICグループ)の傘下に入り、経営立て直しに取り組んでいる関東圏で食品スーパーとホームセンターを展開する「スーパーバリュー」に、進捗の遅れが生じている。
学研ホールディングスがM&Aを活発化させている。2024年10月1日に、認知症高齢者グループホーム6事業所と、講談社こども教室事業をそれぞれ譲り受けた。次のターゲットはどこなのか。
米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループは、総合レジャー・リゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」や「スパリゾートハワイアンズ・ゴルフコース」などを運営する常磐興産を子会社化する。