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創業者が退場したEV充電インフラ大手のENECHANGE、会計処理よりも深刻なリスクとは

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充電インフラ整備でEVの普及を支えてきたエネチェンジだが…(写真はイメージ)

政府からも手厚い支援を受けていた業務用EV(電気自動車)充電事業大手のENECHANGE(エネチェンジ)<4169>が迷走している。創業者の城口洋平前CEO(最高経営責任者)が会計処理問題で7月30日に辞任。同社の株価は2024年2月13日の1494円から、10月31日には283円と5分の1以下にまで値下がりした。その原因は会計処理に伴う業績悪化だけではない。

SPCの連結化で業務用EV充電事業の赤字が拡大

混乱の始まりは2024年3月、同月に開く定時株主総会での2023年12月決算報告の断念だった...

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