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M&Aアドバイザリーを行うコンサル3社の決算書分析

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戦略立案を提供するコンサルティングファームは、顧客企業に対してM&A戦略に関するアドバイスを提供することも当然にある。また自らM&Aを行い、自社の業況拡大やサービス体制の構築を目指す事例も見られる。

今回は、M&A関連サービスを提供する上場会社「GCA <2174>」、「シグマクシス<6088>」、「ドリームインキュベータ<4310>」の3社を取り上げ、決算内容を比較してみたい。

GCA 多国籍アドバイザリー会社へと変貌を遂げる

GCAは、KPMG出身の公認会計士である渡辺章博氏と、現・スカイマーク会長の佐山展生氏が2008年に創設した新興のM&Aアドバイザリー会社である。阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の経営統合など大型案件を手掛けたことでも知られる。

GCAサヴィアンという商号に馴染みのある人も多いかもしれないが、2016年8月に欧州に拠点を置くアルティウム(Altium)社と経営統合したことにより、商号をGCAに変更した。

2016年12月期の売上が前期比53億円増(41%増)と大幅に増加しているのは、アルティウム社の売上高のうち2016年7月31日から12月31日までの5か月分(36億円)を連結数値に取り込んでいる影響が大きい。

また、米国地域のアドバイザリー事業において、複数の大型案件がクロージングを迎えたことやFintechおよびヘルスケアIT分野で業務拡大したことが16億円の増加要因となっている。

さらにGCAではアドバイザリー事業に加え、子会社のメザニンでファンド事業を運営しており、投資回収が進んだ案件で成功報酬が発生したことも売上に貢献している。

顧客企業に対するM&Aアドバイザリーの提供だけでなく、自社の事業においても経営統合を行い、日本企業のクロスボーダー案件のみならず、欧州と米国間のクロスボーダー案件にも幅広く対応できる体制を構築したことは特筆すべき点といえるだろう。

●GCAの決算推移(単位:百万円)

決算2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度
売上高 10,813 22,381 13,019 13,159 18,558
当期純利益 1,259 1,125 2,260 1,614 1,373
純資産 32,457 14,419 8,712 9,319 19,828

企業力分析

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