ヤフーはシナジーマーケティングに対し、完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。シナジーマーケティングは賛同の意見を表明している。TOBの結果次第ではシナジーマーケティングは上場廃止となる可能性がある。

シナジーマーケティングは顧客管理(CRM)関連ソフトの提供を手がけ、楽天が12.49%の株式を所有している。ヤフーはシナジーマーケティングのクラウドサービスを取り込むことにより事業の拡大を図るほか、CRM製品と自社のマルチビッグデータを活用した製品を組み合わせることにより、効果的な広告配信などを目指す。

TOBの買付価格は1株あたり1006円。TOB公表前営業日の対象株式の終値720円に対して39.72%のプレミアムを加えた。

買付予定数は919万6857株で、買付予定額は92億5203万8142円。買付予定数の下限は613万1300株で、応募が下限に満たない場合は買い付けを実施しない。

買付期間は2014年8月8日から9月24日までを予定している。