家電量販店大手のノジマ<7419>が、M&Aで攻勢をかけている。
同社は2025年1月に、ソニーを源流とする国産パソコンメーカーのVAIO(長野県安曇野市)を傘下に収める。
これに先立つ、2023年にはパソコンや携帯電話などの情報通信機器を販売するマレーシアのThunder Match Technology Sdn. Bhd.(TMT)を子会社化したほか、同年には携帯販売大手のコネクシオをTOB(株式公開買い付け)で傘下に収めている...
外食大手のサンマルクホールディングス(HD)が反転攻勢を強めつつある。コロナ禍による業績の急降下を受け、戦線縮小を余儀なくされてきたが、一連の構造改革が一段落。成長軌道への復帰に向け、同社として過去最大のM&Aに踏み切った。
「しゃぶ菜」「かごの屋」「あずさ珈琲」など25のコアブランドを持つクリエイト・レストランツ・ホールディングスが、次のコアブランドとなる新業態の開発に向け、国内外のM&Aを活発化させている。
調剤薬局最大手のアインホールディングスが500億円を投じて、インテリア・雑貨のフランフラン(東京都港区)を傘下に収める。経営の第2の柱とするリテール(小売り)事業の強化が狙いだ。
「味ひとすじ」でお茶づけ海苔やふりかけ、フリーズドライ味噌汁などを手がける永谷園ホールディングス(HD)が、MBOを実施すると発表した。非上場化によって海外進出やM&Aなどの意思決定を迅速化して競争力を高めるのが狙いというが、その真相は?