東証適時開示ベースで、2019年1~9月期のM&Aは602件と前年同期を53件上回った。2009年以来10年ぶりに600件台に乗る高水準となった。日銀による金融緩和や企業の豊富な内部留保がM&A市場の活況を後押ししている。海外企業の買収(事業を含む)も9月末時点ですでに100件を突破。人口減少などで国内市場が縮小に向かう中、M&Aをテコに海外展開を加速している様子が鮮明だ...
人材サービス業界の競争は激化し、今後さらに業界再編が進むと予想される。多くの事業者が事業拡大のためM&Aを活用しており、海外企業を買収する事例も増えているようだ