新規上場(IPO)した企業の5社に1社が上場して数カ月から1年以内にM&Aに取り組んでいることが分かった。
M&A Onlineが適時開示情報をもとに調べたところ、2018年中に新規上場した98社のうち、今年6月末までにM&Aを公表した企業は19社に上り、全社が上場時点から1年以内にM&Aを手がけていた。
上場によって獲得した資金を活用し、事業拡大や新分野進出など成長戦略の要としてM&Aを活発化させていることがうかがえる...
2018年度(2018年4月-2019年3月)のM&Aは件数が830件、取引金額が12兆7069億円となり、いずれも2009年度以降の10年間で最も高い数字となった。