新規上場(IPO)した企業の5社に1社が上場して数カ月から1年以内にM&Aに取り組んでいることが分かった。
M&A Onlineが適時開示情報をもとに調べたところ、2018年中に新規上場した98社のうち、今年6月末までにM&Aを公表した企業は19社に上り、全社が上場時点から1年以内にM&Aを手がけていた。
上場によって獲得した資金を活用し、事業拡大や新分野進出など成長戦略の要としてM&Aを活発化させていることがうかがえる...
2018年のヘルスケア分野は2017年に比べ買収金額が急増した。武田薬品工業によるアイルランドの製薬会社シャイアの買収金額が日本のM&A史上過去最高の7兆円と高額だったためだ。