東証適時開示ベースで、9月のM&Aは前年同月比6件減の69件となり、2カ月連続で前年を下回った。前月比では3件減った。対前年比で2カ月続いてマイナスとなるのは2018年7月以来。ただ、1~9月の累計では602件と前年同期を50件強上回り、2009年以来10年ぶりの高水準にある。
活況が続いてきたM&A市場に変調の兆しが出てきたのかどうか、その判断材料として第4四半期のスタートである10月の動向が注目される...
2019年1-6月期の日本関連M&A公表案件は8.6兆円と、過去最高を記録した前年同期から66.2%減少した。