東証適時開示ベースで、2019年1月のM&Aは62件となり、前年同月の52件を10件上回った。なかでも日本企業による海外企業の買収(事業取得を含む)は前年同月の3倍にあたる12件に上った。買収金額1000億円超の大型案件は2件で、いずれも海外案件。ブリヂストンはオランダの車両管理サービス会社を1138億円で買収することを決めたが、同社として1000億円を超える案件は12年ぶりだ。
また、買収金額10億円以上の案件数も17件と、前年同月(9件)に比べほぼ倍増しており、2019年M&Aの出足は好調といえそうだ...
バーチャルデータルーム(VDR)を手がけるイントラリンクスが世界のM&A動向を予測した結果、2019年第1四半期のM&A件数は、アジア地域で前年同期比14%増と急増する見通しだ。
ビルメンテナンス業界全体の売上高は、引き続き堅調に推移している。直近のビルメンテナンス業界のM&Aは、「国内の大手集約」「海外展開」「総合サービスの提供」「選択と集中」に特徴がある。