アサヒグループホールディングスは、中国の杭州西湖啤酒朝日(股份)有限公司(杭州ビール)(浙江省。売上高約21億3000万円)の全出資持分(55.0%)を、同国の華潤雪花啤酒投資(華潤ビール)(北京市)に売却することを決議した。

アサヒグループは青島ビールとの提携関係を軸に、杭州ビールについても青島ブランド製造受託による生産数量の拡大を目指していた。しかし、2010年11月に華潤ビールが杭州ビールの持ち分を落札したことで、杭州ビールはアサヒグループの子会社であるASAHI BREWERIES ITOCHU (HOLDINGS) LTD.と華潤ビールとの合弁体制となった。以降、青島ビールも加えた3社での提携関係構築に向けて交渉を続けてきたが、これ以上の交渉継続は杭州ビールの雇用維持に支障となり、株主が不安定な状況での企業経営継続は企業価値が減少すると判断し、出資持分を華潤ビールに売却することとした。

譲渡価額は合わせて約37億5000万円。譲渡予定日は2011年9月末。