東証「適時開示」ベースで、2019年5月のM&Aは前年同月比13件減の59件となり、昨年9月以来8カ月ぶりに前年を下回った。前月(4月)比では8件減った。ただ、2019年1~5月の累計は347件と、前年同期(295件)を50件超上回っており、高水準を維持している。
金額トップはポータルサイト国内最大手、ヤフーの子会社化を発表したソフトバンクの4565億円で、日本企業によるM&A案件として今年最大となる...
2019年第1四半期(1~3月期)のTOBは15件で、前年同期(8件)のほぼ2倍となった。なかでもTOBを通じたMBO(経営陣が参加する買収)は4件と、前年の年間3件をすでに上回った。