2018年10月〜12月に発表されたM&A案件を抜粋してご紹介します。

公開日業種概要
10/1 小売 ドンキホーテHD<7532>は、ユニー・ファミリーマートHD<8028>傘下の総合スーパー、ユニー(売上高6706億4900万円、営業利益179億7700万円、純資産900億4000万円)を完全子会社化する。株式を追加取得し、現在40%の 持株比率を100%に引き上げる。ドンキHDとユニーファミマHDは2017年に資本業務提携し、ドンキHDが総合スーパー事業立て直しを目的にユニー株式の40%を引き受けた。ユニーファミマHDは経営資源をコンビニ事業に集中するため、残る60%の株式もドンキホーテHDに譲渡する方向で検討していた。 株式取得価額は282億円。
10/12 小売 千趣会<8165>は通販子会社のベルネージュダイレクト (売上高59億7700万円、営業利益3300万円、純資産2億2200 万円、以下BND)の保有株式(66.6%)の一部を、共同出資相手の雪印メグミルク<2270>に譲渡する。併せてBNDは雪印メグミルクを引受先とする第三者割当増資を実施する。この結果、千趣会のBND に対する出資比率は33.4% ( 雪印メグミルク66.6%)となる。雪印メグミルクは機能性食品事業の強化に取り組んでおり、その一環として同社を子会社化することにした。株式譲渡価額は非公表。
10/16 外食・食品関連 ゼンショーHD<7550>は、米国等でテイクアウト寿司店を展開する米Advanced Fresh Concepts Corp, (売上高約253 億円、営業利益約31億円、純資産約115億円、以下AFC)の全株式を取得し子会社化する。AFCは米国、カナダ、豪州を合わせると4,000店舗超を主にFCで展開している。ゼンショーHDは本件子会社化により4,000店舗を超えるネットワークをグループ内に取り込むとともに、各分野で自社とのシナジー効果を発揮し、さらなる業容拡大につなげる。株式取得価額は約288億円。
10/16 外食・食品関連 やまや<9994>及び同社の連結子会社であるチムニーは、日鉄住金物産から、居酒屋チェーン運営のつぼ八(売上高75億 7500万円、営業利益1億1800万円、純資産20億6600万円)を買収する。日鉄住金物産が所有するつぼ八の株式(97.8%)のうち、やまやが53.8%を取得し子会社化するとともに、チムニーが34%を取得し持分法適用関連会社とする。地域的に補完関係にあることに加え、物流、商品供給などで事業シナジーが期待できると判断した。株式取得価額は非公表。
11/5 製造 日東工業<6988>は、電子機器機構部品製造の北川工業<6896>(売上高112億6000万円、営業利益10億2600万円、純資産263 億8200万円)の子会社化を目的に、株式公開買付け(以下TOB)を実施する。北川工業はTOBに賛同の意見を表明している。配電盤関連製造事業などを展開する日東エ業は、北川工業を子会社化することで両社の技術力、流通網、 顧客基盤を融合し、成長力および競争力の強化を狙う。買付額は最大約187億円。
11/13 娯楽・スポーツ Key Holder<4712>は芸能プロダクション経営のAKSからアイドルグループ「SKE48」事業を取得する。AKSはAKB48などのアイドルグループの運営·管理を手がける。KeyHolderは自社グループの総合エンターテインメント事業の 収益拡大に寄与すると判断し、SKE48事業を譲り受ける。事業譲受価額は非公表。
11/13 娯楽・スポーツ RIZAPグループ<2928>のSDエンターテイメントは、ゲーム·ボウリング·シネマ事業(売上高40億7200万円、純資産1億円)を会社分割(新設分割)により北海道SOキャピタルに譲渡する。SDエンターテイメントは北海道を中心にゲームセンターなどのエンタメ事業を展開し、2014年にRIZAPグループに加わり、フィットネスや保育などウェ ルネス関連事業に進出した。今回、市場拡大するウェルネス事業を経営の中核に据えることにした。新設子会社株式の譲渡価額は未定。
12/4 教育・コンサル 明光ネットワークジャパン<4668>は、個別指導塾「明光義塾」フランチャイジーのケイ·エム·ジーコーポレーション(売上高10億4100万円、営業利益1200万円、純資産4000万円)の全株式を取得し完全子会社化する。明光義塾を京都府、滋賀県、奈良県で43教室運営するケイ·エム·ジーコーポレーションを子会社化することで、明光義塾チェーン全体の競争力強化を狙う。株式取得価額は非公表。

※記事は公表時点のものです。

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まとめ:M&A Online編集部