東証適時開示ベースで、8月のM&Aは前年同月比14件減の72件となった。前年を下回るのは5月以来の今年2回目。ただ、月別では3月82件、2月77件に続く今年3番目、8月としても過去10年間で最多だった昨年に次ぐ2番目の高水準をキープしている。
金額トップは不動産・ホテル業を手がけるユニゾホールディングスの完全子会社化を目的とする米投資会社フォートレス・インベストメント・グループのTOB(株式公開買い付け)案件で、最大1368億円に上る。DICは約1162億円を投じて、ドイツ化学大手BASFから顔料事業を買収することを決めた...
2019年1-6月期の日本関連M&A公表案件は8.6兆円と、過去最高を記録した前年同期から66.2%減少した。