東証適時開示ベースで、7月のM&Aは67件となり、前年同月を6件上回った。月別では3月82件、2月77件に次ぐ今年3番目(4月と同数)。前月(6月)比では20件増えた。上期(1~6月)のM&Aは前年同期比67件増の394件と2009年以来10年ぶりの高水準だったが、下期(7~12月)も好調に滑り出した形だ。
日本企業によるM&Aで今年最大となったのが豪ビール大手のカールトン・アンド・ユナイテッド・ブルワリーズ(CUB)を約1兆2000億円で買収するアサヒグループホールディングス(HD)の案件...
人材サービス業界の競争は激化し、今後さらに業界再編が進むと予想される。多くの事業者が事業拡大のためM&Aを活用しており、海外企業を買収する事例も増えているようだ